● いつも通り

良かった、いつものおちこじだ。
昨日の脱走事件後、おっちに付いた外の匂いで、小次郎が興奮するかも?と気にかけていたけれど、心配無用だったみたい。
おっちが断末魔のような鳴き声と共に帰ってきたとき、小次郎も尻尾タヌキみたいにしていたから・・。
おっちはまた外に行きたいような素振りを見せていたけれど、完全無視を決め込んだ人間達だったのだ。